デグー モルモット ケージ連結・拡張ガイド|仕切り方【2026年版】
デグー・モルモット・チンチラなど小動物を多頭飼いする際、既存ケージをどう拡張・連結し、仕切って使うかを解説します。連結パーツの規格差、追加ステージの選び方、サークルによる仕切りの注意点を、三晃商会・ファープラスト・マルカンの実在モデルを例に整理しました。
目次
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「多頭飼いを始めたら今のケージが手狭になった」「デグーとモルモットを同時に飼っていて、個体ごとにスペースを分けたい」。デグー・モルモット・チンチラなどを複数頭飼っていると、こうした悩みはよく出てきます。この記事では、デグー モルモット ケージ 連結を検討している人向けに、既存ケージを買い替えずに拡張・連結・仕切りで対応する方法を整理します。どの種にどのケージが向いているかという「種×頭数のサイズ基準」は小動物ケージの選び方で扱っているため、この記事では「今あるケージをどう広げるか」に絞って解説します。
「連結」「拡張」「仕切り」は目的が違う
小動物のケージまわりでよく混同される3つの言葉ですが、それぞれ目的が異なります。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 連結 | 複数のケージ本体を専用パーツで物理的につなぎ、1つの大きな居住スペースにすること |
| 拡張 | ケージ本体はそのままに、ステージ・追加パーツで運動スペースや収容力を後から増やすこと |
| 仕切り(パーティション) | 1つの広いスペースを一時的または恒常的に区切り、個体ごとの生活圏を分けること |
多頭飼いでは、個体同士の相性や成長段階によってこの3つを使い分ける場面が出てきます。まず自分がどれを必要としているかを整理してから製品を選ぶと、無駄な買い足しを避けられます。
連結専用パーツは同一メーカー・同一シリーズ内での対応が前提になっていることが多く、異なるメーカー間や世代違いのモデルでは規格が合わないケースがあります。購入前にメーカー公式サイトの対応表記を必ず確認してください。
多頭飼いでケージを拡張・連結する前に確認すること
- 個体ごとの相性: デグーやモルモットは社会性のある種とされますが、相性が悪い個体同士を無理に同居させるとストレスやケガの原因になり得ます。同居させるか別ケージで管理するかは、専門書や獣医情報を参考に個体の様子を見ながら判断することが推奨されます
- 1頭あたりの床面積の目安: 連結・拡張しても、頭数に対して床面積が不足していては意味がありません。既存ケージのサイズと頭数のバランスを先に確認します。種×頭数ごとの目安サイズは小動物ケージの選び方で整理しています
- 連結パーツの対応シリーズ: メーカー公式サイトで「対応機種」の表記を確認します。表記がない組み合わせは物理的に接続できない可能性があります
- 仕切りの高さと素材: ジャンプ力のある種では低いサークルを乗り越える可能性があります。仕切りとして使う製品の高さを確認します
- 賃貸・集合住宅での設置スペース: ペット可の契約であっても、ケージの追加設置による床面積・重量の増加が管理規約に触れないか、事前に確認することをおすすめします
選択肢1: 大型ケージへの買い替えではなく「増設」で対応する
連結パーツの規格が合わない、あるいは連結を前提としたシリーズを使っていない場合、既存ケージの隣にもう1台ケージを増設し、個体ごとに管理する方法があります。連結ができなくても、同室に並べて設置すること自体は一般的な運用です。
低床タイプで出し入れしやすいケージを追加する場合、うさぎ・モルモット双方に使える汎用設計のモデルが選択肢になります。

三晃商会 SANKO C203 シャトルマルチ
三晃商会の多目的ケージ「シャトルマルチ」。86×48.5×42cmの低床設計でうさぎ・モルモットどちらの飼育にも使いやすい、汎用性の高い一台に仕上がっている。
- 86×48.5×42cmとワイドで低めの設計により、出入りしやすい飼育スペースを確保
- 本体重量は約5kgと軽量なので、掃除や模様替えの際に持ち運びしやすい
- うさぎ・モルモットのどちらにも使える汎用設計で飼育対象を選ばない
- 三晃商会のシャトルシリーズを代表する定番モデルとして流通が安定
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¥11,231 ・ レビュー 166件。86×48.5×42cmの低床設計で、既存ケージの隣に置く2台目としても出し入れの負担が少ないサイズです。本体重量も約5kgと軽く、レイアウト変更や掃除の際に持ち運びしやすい点も増設用途に向きます。
選択肢2: 大型・広床面積モデルへの拡張で1台にまとめる
個体数が増えた、あるいは同居可能な組み合わせで飼育スペースをまとめて広げたい場合は、より大型のケージへ拡張する方法もあります。

ファープラスト キャシタ120 モルモット・うさぎ用ケージ
イタリア発の老舗ペット用品メーカーによる大型ケージ。幅119cmの広い床面積があり、モルモット・うさぎの複数飼育や大型個体の飼育にも対応できる。
- 幅119×奥行58×高さ61cmとゆとりのある大型サイズの一台
- 本体重量約8.8kgのしっかりした作りで安定感のある構造になっている
- 原産国スロバキア製で、イタリア系ブランドが手がけているモデル
- モルモット・うさぎ双方の複数飼育にも対応できる広い床面積を確保
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¥27,004 ・ レビュー 902件。幅119×奥行58×高さ61cmと床面積が広く、モルモット・うさぎの複数飼育や大型個体の飼育に対応できるサイズです。本体重量は約8.8kgとしっかりした作りで、拡張後の安定感を重視する場合に検討しやすいモデルです。
大型ケージへの拡張は設置スペース・重量ともに増えるため、床の耐荷重や搬入経路を事前に確認してください。集合住宅では管理規約上の制約が別途ある場合があります。
選択肢3: サークル・仕切りで一時的に区切る
同居中の個体を一時的に分けたい、あるいは運動スペースを別に確保したい場合は、ケージ本体を増やさずサークル・仕切りパネルで区切る方法があります。留守番中や来客時の短時間の隔離、新しく迎えた個体の慣らし期間など、恒常的な同居スペースの区切りとは別の用途で使いやすいのが特徴です。

マルカン CASA マルチプレイス MLP-06(55.7×39.5×24.0cm)小動物用サークル・仕切り
低めのフェンスで出入りしやすいマルチプレイス。うさぎや小動物の運動スペースや仕切りとして使え、軽量なので留守番中や来客時の一時的な隔離にも役立つ。
- 本体の高さは24cmと低めで、うさぎや小動物が無理なく出入りできる構造
- サークルや部屋の仕切りとして使え、運動スペースを手軽に確保できる
- 軽量設計で持ち運びやすく、レイアウト変更もひとりで簡単にできる
- 留守番中や来客時の一時的な隔離スペースとしても活用できて便利
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¥6,180 ・ レビュー 3件。高さ24cmと低めのフェンスで出入りしやすく、運動スペースの確保や部屋の仕切りとして使えます。軽量なのでレイアウト変更もひとりで行いやすい一方、高さが低いため、ジャンプ力のある種では乗り越えの可能性がある点は把握しておく必要があります。長時間・恒常的な隔離が必要な場合は、仕切りではなく別ケージでの管理を検討してください。
選択肢4: ステージ追加で床面積を増やさず収容力を上げる
床面積を増やせない設置環境では、ケージ内にステージを追加して上下方向の運動スペースを確保する方法もあります。デグー・チンチラなど上下運動を好む種では、ステージの追加が実質的な「収容力の拡張」につながる場合があります。
ハムスター用として展開されている幅広サイズのケージも、パーツ構成によっては買い増し用の予備ケージ・隔離用ケージとして流用を検討する飼育者がいます。

三晃商会 SANKO C601 ルーミィ60 ベーシック
幅62cmのワイドサイズで運動量の多いハムスターに向く定番ケージ。金網とプラスチックベースの組み合わせで通気性と掃除のしやすさを両立している。
- 幅62×奥行45×高さ31.5cmとゴールデンハムスターにも余裕のある床面積を確保できる
- 本体重量2.8kgと軽量で、掃除や日光浴のたびの持ち運びがしやすい
- 金網部分は間隔が細かく、脱走・かじり対策の面で扱いやすい設計になっている
- 累計レビュー589件・評価4.5と、定番モデルとして長く支持されている
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¥10,087 ・ レビュー 589件。幅62×奥行45×高さ31.5cmで本体重量2.8kgと軽量なため、既存の飼育スペースとは別に、隔離・観察用の予備ケージとして手元に置いておく使い方もできます。主対象種として設計されたケージではないため、デグー・モルモットの主飼育スペースとして使う場合は、対象種に必要な床面積・強度基準を満たすか個別に確認してください。
4つの選択肢の比較
| 方法 | 主な目的 | 床面積の変化 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 増設(2台目を並べる) | 個体ごとの独立管理 | ケージ台数分増える | 相性が合わない個体を分けたいとき |
| 大型ケージへ拡張 | 同居スペースを広げる | 1台あたりの面積が増える | 頭数が増え1台にまとめたいとき |
| サークル・仕切り | 一時的な区切り | 既存スペース内で分割 | 留守番中・慣らし期間など短時間 |
| ステージ追加 | 上下運動スペースの確保 | 床面積は変わらない | 設置面積を増やせないとき |
拡張・増設を進める手順
実際に拡張・増設を進める際は、次の順番で確認すると手戻りが少なくなります。
- 現状の頭数と床面積を書き出す: 既存ケージの内寸と現在の飼育頭数を確認し、1頭あたりの床面積が飼育書やメーカーの推奨基準を満たしているかをチェックします
- 目的を1つに絞る: 「個体を分けたい」「同居スペースを広げたい」「一時的に区切りたい」のどれが最優先かを決めます。複数の目的を同時に満たそうとすると、結果的に過不足のあるパーツ選びになりがちです
- 設置スペースの採寸: ケージを増設・拡張する場合、幅・奥行きだけでなく搬入経路や周辺の可燃物との距離(保温器具を使う場合)も確認します
- メーカー公式サイトで対応表記を確認: 連結パーツを使う場合は、必ず同一シリーズ内での対応可否を確認してから購入します
- 設置後の掃除動線を確認: 台数や面積が増えると、掃除の頻度・所要時間も増えます。無理なく続けられる配置かどうかを事前にイメージしておきます
| 手順 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1. 現状把握 | 既存ケージの内寸・現在の頭数・1頭あたりの床面積 |
| 2. 目的の明確化 | 分離/拡張/一時区切りのどれを優先するか |
| 3. 設置スペースの採寸 | 幅・奥行き・搬入経路・可燃物との距離 |
| 4. 対応表記の確認 | 連結パーツはメーカー公式サイトで対応シリーズを確認 |
| 5. 掃除動線の確認 | 台数・面積増加後も無理なく続けられるか |
迷ったときは、いきなり大型ケージへ買い替えるのではなく、まず「増設」や「仕切り」のような可逆性の高い方法から試すと、飼育環境の変化に個体が慣れているかを確認しながら進められます。
コストの目安: 増設・拡張・仕切りの違い
同じ「スペースを広げる」でも、方法によって初期費用の掛かり方が変わります。
| 方法 | 費用の掛かり方 | 既存ケージの扱い |
|---|---|---|
| 増設(2台目を追加) | ケージ本体1台分がそのままかかる | そのまま使い続ける |
| 大型ケージへの拡張 | 大型モデル1台分の費用がかかる | 予備・隔離用への転用を検討 |
| サークル・仕切り | ケージ本体より単価を抑えやすい | そのまま使い続ける |
| ステージ追加 | パーツ代のみで済むことが多い | そのまま使い続ける |
価格は変動するため、検討時点の最新価格は各製品ページの¥11,231のような表示で確認してください。
増設・仕切り用モデルの現在価格を確認する
低コストで試しやすいサークル・仕切りから、拡張用の大型ケージまで価格帯別に確認できます。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
拡張・連結パーツ選びで注意したいこと
- 連結パーツは「対応機種」の表記があるモデル同士でのみ使用してください。表記のない組み合わせを無理に接続すると、破損や隙間からの脱走につながる可能性があります
- サークル・仕切りは素材や高さによって乗り越え・かじりへの強さが異なります。本記事の比較は当サイト独自の基準による相対評価であり、絶対的な安全性を保証するものではありません
- 増設・拡張によって設置面積や重量が増える場合、賃貸・集合住宅では契約内容を事前に確認してください
- 個体間の同居可否は専門書や獣医情報を参考に、実際の様子を見ながら段階的に判断することが推奨されます。エキゾチックアニマル対応の動物病院への相談も選択肢の一つです
まとめ: まず「何を解決したいか」を整理する
デグー・モルモット・チンチラなどの多頭飼いでケージ拡張を検討するときは、まず「個体を分けたいのか」「同居スペースを広げたいのか」「一時的に区切りたいのか」を整理することが最初の一歩です。連結パーツはメーカー・シリーズごとに規格が異なるため、対応表記のない組み合わせでは増設や大型ケージへの拡張のほうが現実的な選択肢になることも少なくありません。仕切り・ステージ追加は、床面積を大きく変えずに運動スペースや管理のしやすさを改善したい場合に検討しやすい方法です。
どのケージを新規に選ぶか迷っている場合は、デグーのケージ選びやチンチラ・モルモットのケージ選びもあわせて確認してください。爬虫類ケージの連結・拡張パーツの規格差についてはケージ連結・拡張ガイド、種×頭数別のケージ選定基準は小動物ケージの選び方で詳しく解説しています。
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